トートタロットセッショントートタロットって何?

    私が使っているのは、アレイスター・クロウリーのトートタロット。

    使い方は、マンガラ・ビルソンの著書「直感のタロット」を元に、マンガラが来日中のセッションやスクールの通訳を長い間務めたRasataから習っています。

    RasataはArun Conscious Touchの師匠でもあります。

    トートタロットはイメージで表された古代の知恵の体系であり、イメージは無意識の言語です。
    このタロットを扱うことは、そのシンボルの持つエネルギーが精妙であるために、非常に奥深く、長い時間をかけて学んでいくものだと思います。
    世の中にはタロットを占いとして扱う人たちもいますが、私たちにとってタロットはあくまでもツールです。
    どのように使うかは、扱う人次第。
    私は、自分自身にさらなる気づきをもたらす助けとなる使い方を学んでいます。

    人にはどんな時にも、心で意識しているあらゆる物事の奥底に、もっと奥深い、意識していないものが存在しています。
    ある調査によると、およそ90%の心の活動は無意識であると言われます。
    意識的な気づきがない状態に対して、意識的になると言うことは、暗闇に光をあてるようなもの。
    タロットカードは心の隠れた部分を見るためのツールであり、聞く準備のできていないものを映し出すことはありません。
    一度、無意識から意識に上がってきたとき、起きている物事に対する理解が起き、必要な変化が起ります。

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    私自身のカレントライフリーディング例

    今、私は自分のマインド(思考)の使い方を身につけるための、グループコンサルとプライベートコンサルをうけています。
    このグループコンサル期間(2024年10月から2025年3月)のカレントライフリーディングをした例がこちら。

    一つ目は2024年9月27日

    二つ目は2025年1月5日

    カレントライフリーディングは自分や人を見つめ,何が起っているのかを広い視野で見るためのレイアウトです。
    自分により気づきをもたらし、意識的にするもので、特定の質問に答えるものではないのです。

    13枚のカードのうち、真ん中にあるカードがその期間の外観(全体図)を示し、左真横が1として右下方向へ2番、3番。。。とぐるっと1周して行きます。
    カレントライフリーディングは3層構造になっていて、第1レベルが外観(全体、物の見方、マインド、新しい見方)第2レベルが実際の状態第3レベルがアドバイスと、第1レベルの表層から第3レベルに向かって無意識の階層に深掘りしていくようなイメージです。

    読むときは全体の色味、カードの種類等のイメージをみるところからはじめます。
    2024年9月27日の時点では感情のエネルギーの使い方の変化が、
    2025年1月5日の時点では現状が大転換するよ、というようなことを教えてくれています。

    2025年2月の今、毎日ノートに向かって、書き出して、コツコツ自分のマインド、思い込みを見つけながら、定義替えをして行っているところですが、カードを振り返ってみると、9月当時は、会社に行っている時間は、自分自身が何をしたいかも分からないほどマインドにとらわれて、目先の仕事を片付けていたなあと思っていました。

    今では、会社でも仕事の合間合間に自分がどう感じているのか、どうしたいのか、ノートに書き出して気がつくようになって来ています。

    日々の積み重ねが想像を超えた未来の自分に連れて行ってくれることを、カードの変化からも気づくことができますね。

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